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A rolling stone gathers no moss.

 3月末日にて40年間(高校採用38年)の川崎市での教職にピリオド。3月30日は吹奏楽部の定期演奏会を鑑賞し、毎年ではあるが涙を禁じ得なかった。16年間の橘高校勤務で「定演」と「春高・夏の野球部応援」は8割がた参加してきた。彼らは3時間の本番挑戦のために、3年間で千倍をはるかに超える準備をしており、見事な調和を見せる。観衆は種目は違えど共に励む友に対して、手が千切れるほど拍手を送る。なんと素晴らしい一体化・・・「さざれ石の巌」とはこのことである。


 過日、6年前に担った最後の卒業クラスの諸君が老いぼれのために最後のHRを開いてくれた。地方赴任や勤務で来れない方はお便りを寄せてくれていた。大学や専門学校を出て社会に出て2~4年である。順風満帆のわけがない。子育ての真っ最中の方も含め、おそらく「ボコボコ」であろうが、下を向いている者は誰一人いない。


 小生は自己を振り返れば「人、かくあるべし」など語る資格はなく、彼らに提供できたものはクラスルームのアイコン程度であった。しかし、この職の素晴らしさは、「製品」は出荷時に最高のレベルで経年で劣化してくのに対し、人は卒業後にさらに成長していく姿を見せてくれることだ。二人は、公立高校に正規採用されており、なんとその一人は2年間小生の「同僚」であった。


 小生は彼らの前で初めてで唯一の「指導」を行った。「小生は100まで生きる、95まで仕事をして諸君の子供に授業をするので、間違っても小生より先に逝ってはならぬ」
 

 4月から佼成高校で12時間、豊島高校で8時間の授業を担う。現在65なのであと30年ある。まだまだ駆け出しの鼻たれである、勉強をしよう。

 A rolling stone gathers no moss.「風来坊は大成せず」の意味だが、小生は「年老いず」と解釈する。

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