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“When I’m 64” that Paul has sung is comin’ , but alright.

 撮影に使用したレンズは Nikkor Ais-85 F2(偏光フィルター)で、買ったばかりのNewFM2T(以前はFE2)にセットした。フィルムはベルビア50、発色の良さが売りだった。

 マッカートニー氏の「When I’m sixty-four」や、井上氏のご母堂が64歳を迎える「人生が二度あれば」を聴いていた時から50年が過ぎ、来し方を振り返る。

 上の2枚は28年前、上記カメラを購入して「早速」丹沢主脈に持ち込んだ時のものである。全速域機械式シャッター(4000分の1秒の超高速域は山では不要であるが)で低温による電池消耗を気に掛ける必要がないのと500[gw]前後でまことに軽量であるのが嬉しい。マルチ測光などという仕組みは山では必要とせず、FE2の出番はなくなった。私にとってアウトドアでの露出など「中央重点」と「カンや気分」で十分であり、当時はショートの山行では、FUJI-セミ版GS645S(75㎜レンズ…準広角付き)、GS645W(60㎜レンズ…広角付き)と併用していた。

 ライカ版フィルムは四つ切に伸ばした時の粗さに不満があり、FUJIのセミ版はデフォルトが縦位置であることが不満であった。メリットが不満とクロスするのはむろんであった。数年後、67判マミヤ7の登場により、それらの課題は一気に解決したが、レンズ3本を合わせると「かさ」が膨らんでしまい、重量はHorsemanのジャバラ箱+レンズ4本と同等であり縦走には高負荷であった。欲を張れば、出費と重量がかさむのであるがバブル経済の余熱と体力がそれらを支えてくれていた。

 Windows-XPのころには高速通信が普及してHTML配信に興味を持つ。すると写真機はコンデジで充分となり、中古で1万円のCoolpixで「まあ、いいや」となった。この「まあ、いいや」は、バカボンのパパの「これでいいのだ」の哲学に遠く及ばないが「まあ、いいや」である。

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